2010年 02月 19日
持参薬があることは確認したが、薬剤名を確認しなかったなど、入院の際に持参薬の確認が不十分だったため、患者の治療に影響があったケースが、2006-09年末に9件報告されていることが、日本医療機能評価機構のまとめで分かった。 報告があった9件の内訳は、「持参薬の有無を確認しなかった」「持参薬があることは確認したが、薬剤名を確認しなかった」がそれぞれ2件、「持参薬の薬剤名は確認したが、用法・用量を確認しなかった」が5件。 同機構が2月16日に公表した「医療安全情報(2010年2月)」によると、あるケースでは、肺炎治療のために緊急入院した患児にカルバペネム系抗生物質製剤のメロペンを医師が4日間静脈投与。退院翌日、患児に強い不穏症状が現れたため他の医療機関を受診したところ、抗てんかん薬のバルプロ酸ナトリウムを服用中にメロペンを投与したため、「バルプロ酸の血中濃度が下がり不穏症状が生じた可能性がある」と説明を受けた。 入院時の紹介状やカルテの現病歴欄には、患児が持参薬として抗てんかん薬を服用していることが記載されていたが、担当医は薬剤名を把握していなかったという。 【関連記事】 ・ 【中医協】感染防止対策加算などを新設 ・ 看護職33人の行政処分を公表−厚労省 ・ 内服薬処方せんの記載方法を標準化へ―厚労省 ・ 「演劇とシンポ」で院内事故調のあり方を議論 ・ 医療データ懇談会提言「社会に受け入れられるものに」 ・ <鴻巣市移動支局>ひな人形の街 人文字でPR 埼玉(毎日新聞) ・ なにわで「在阪華僑春節祭」 (産経新聞) ・ <鳩山首相>子ども手当て財源「無駄の削減でできた余裕で」(毎日新聞) ・ 民家火災で2人死亡=居住の夫婦か−埼玉・越生町(時事通信) ・ 橋下徹知事異常支持率「80%」 「盤石な形」になった理由(J-CASTニュース)
by m8xogxsie8
| 2010-02-19 08:41
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