2010年 06月 15日
郵政改革法案の今国会成立見送りに反発して辞任した亀井静香前金融・郵政改革担当相は14日の退任会見で、「政党間の約束、信義が守られなければ政党政治は死んでいく。約束がきっちりなされるかどうかが極めて大事だ」と述べ、参院選後の臨時国会で同法案を成立させることを強く求めた。 亀井前担当相は「約束をほごにされて腹が立たないわけではないが、国民新党だけで政策実現はできない」と苦しい胸の内を吐露。参院選での民主党との選挙協力について「国民新党の候補者がいない選挙区では誠心誠意協力する」と連立与党で参院の過半数を目指す姿勢を示した。 また、菅直人首相が所信表明で呼びかけた財政健全化に向けた超党派の検討会議について「税制のあり方を与野党が真剣に議論するのは当然」としたが、「税制だけ変えても、経済を活性化させなければ税収は増えない」と消費税増税ありきの議論にクギを刺した。【中井正裕】 【関連ニュース】 亀井郵政相:辞任を閣議決定…後任は国民新・自見氏で調整 亀井郵政相:法案先送りで辞任へ 国民新、連立は維持 菅首相:郵政改革法案の早期成立を亀井担当相と確認 郵政改革法案:「良識を回復」…衆院通過で亀井氏 郵政改革法案:衆院通過へ 野党、亀井氏らの不信任案検討 ・ 超党派で「財政健全化検討会議」…首相所信表明(読売新聞) ・ スカート盗撮行為、大阪市職員を逮捕(産経新聞) ・ <鳩山前首相>特使で訪中 上海万博のジャパンデーに合わせ(毎日新聞) ・ 荒井氏を厳重注意=「事務所費の使途不適切」―仙谷官房長官(時事通信) ・ 仙谷官房長官「首相とどなり合いしばしば」(読売新聞)
by m8xogxsie8
| 2010-06-15 11:37
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